弁護士ドットコムニュースに取材記事が掲載されました(2017/7/9)

石川県金沢市の弁護士山岸陽平です。

弁護士山岸陽平が弁護士ドットコムニュースから取材を受けた記事が掲載開始されました。

www.bengo4.com

「旦那デスノート」について法的リスクの質問を受けたのでお答えしたのですが、私自身は、取材されるまで「旦那デスノート」というサイトを知りませんでした。

取材のテーマを知らされ、サイトを見てみると、これはなかなかキツいサイト。

匿名だから誰のことかわからないのがほとんどですが、内容は、名誉毀損プライバシー権侵害などのレベルに達しているものが多いです。書き込みたくなるほどの出来事が実際にあって書き込んでいるとしても、それを他人からわかるように公開してしまってよいわけでもないです。

 

近年は、「ネット専門」ではなく、ある程度ネットにも詳しいという私のような弁護士のところにも、匿名掲示板の削除・名誉毀損関係の相談や依頼がときどきありますが、「旦那デスノート」の書き込みは、身内ネタなだけに、ほとんど最大級の罵り表現をしていて、容赦なさがすごい気がします。

特定されないようにしている書き込みに関しては、なかなか第三者が見て「あの旦那があの妻に・・・」とはならないでしょうから、離婚原因になるか否かはかなり微妙なところだと思います。しかし、もし仮に書き込みが発覚したとなれば信頼関係がかなり損なわれるでしょうし、内容や対応次第では不法行為にも離婚原因になってきます。

 

こういうサイトが流行してくるということになれば、妻に聞く方法以外で妻の書き込みであることを証明したいというような場合、匿名掲示板や加害者加入のプロバイダ相手にやるのと同様、弁護士に依頼して、レンタルサーバー屋さんや書き込み者加入のプロバイダ相手の請求や訴訟をすることだって選択肢の一つになってくるかもしれません。

匿名ではなくてもSNSにいろいろ書き込むパターンは増えているし、今後、離婚の案件でもインターネット関係の知識や動向を把握している弁護士でないと、依頼者の意向を受けて準備するというのが困難な事案が増えてくるのかもしれませんね。

ただ、弁護士としては、解明の仕方の知識があるにせよ、どこまで徹底的にやるか、実のない話であれば躊躇しますね。